次に訪れたのはマレーシアのクアラルンプールでした。いわずとしれたアジアの大都市です。移動手段はバスでしたのでその間初めていわゆるアジアの田舎に触れることとなりました。時間も結構かかりますが、(6、7時間かかったと思います)窓からの眺めがひたすら刺激的だったことを思い出します。
バス旅行であると現地の生活を目の当たりにできますのでバス移動はつかれますが、海外では大好きな手段です。本来であればもっと自由に車で移動も良いのかと思いますが、バスはバスで地元の方も利用するため生活の一部に参加できる感覚が楽しいのです。学校へ行く子供たち、なにやら大量の買い物をして乗り込んでくるおばちゃん、大声でしゃべるおっちゃんたち。それぞれの生活に思いをはせるととても不思議な気分になります。日本でも交通機関のなかで旅行者をみかけるとどのように映っているのか、すごく興味がわくようになりました。
さて、英語についてですが道中長いので何度か休憩があります。その際にいつも気を遣うのが、いつ出発するのか?です。
もちろんドライバーさんがアナウンスしてくれるのですが、現地の言葉だけのことも多いですし、英語であってもわかりにくいことも多いです。そうでなくてもやはり確認が必要です。その際にやっていたことは、迷惑がかからないように最後に降りるようにして、ドライバーさんに何時に出発するのか再確認することでした。
”What time we leave?"的に、まだまだ疑問形などは使わずに聞いていたと思いますが、その際には時計を指さして、意志表示をします。また話しかけて自分を印象づけることでドライバーさんに置いて行かれないようになどということも考えていました。そうすると”ten thirty!"だったり”20minutes"などとジェスチャーつきでしっかり答えてくれます。このあたり、もう少し英語圏だったり英語が普通の地域に行くとわりとぼそっと答えられてしまうのでわかりにくいこともあるのですが。しっかりと聞き返します、”Ten thirty?"
と、ジェスチャーつきで(笑)。
またこういった休憩所は他のバスも停車していたりします。車体が同じだったりすることもあるので、特定するためにバスの特長とドライバーさんや同乗者の風体をしっかりと覚えるようにして、さらにその行動に注意を払っていました。要はこの人達がぶらぶらしているようであればまだ余裕があるということです。今思えば少し笑っちゃう位ですがやはりトラブルに会うリスクを考えるとこの位でいいのかと思います。自分だけ遅れて待たせてしまうことを避けることにもなります。
上記は旅をしていくうちに少しずつ気づいていったことです。トラブルを避けるためにはあいまいに理解することは危険です。場所によっては、バス一本逃すとしゃれじゃなく死活問題だったりします。そのため積極的にコミュニケーションを図る必要があるのです。
#バックパッカー #英語学習
コメント